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高齢の親のことで相談させてください。ストレスとなる事があって以降、便秘がちでガスが溜まる感じというのが続いているようです。もともとお通じが毎日あるほうなので余計に気になるみたいです。酸化マグネシウム剤服用で毎日排便を促したり、ビオフェルミン様のサプリメントも摂取しているみたいですが、すっきりしません。カイロでお腹を温めると少しお腹はラクになる傾向はあるみたいです。いわゆる健康診断は毎年していて、大きな病気は見つかっていません。その他の症状としては・逆流性食道炎があり(歳のせいで胃が横隔膜より上方にあがってきてしまっている?といわれたそうです。)、その処方薬は大変よく効いているようです。・若干脚の冷えがある。・肩こりが少しあって、寝起きに目まい感がでることがまれにある。・心臓弁が逆流気味だが、問題になるほどではないと診断されている。・若干抑うつ傾向食欲、睡眠、排尿などに関しては問題ないようです。おおむねの体調としては良いほうだと思います。ストレス性のお腹の不調なのかなと思っていて、「桂枝加芍薬湯」でも購入してみようかと考えているのですが、どんなものでしょうか。「大建中湯」というのもどうなのかな、と思っています。よろしければアドバイスを頂けませんでしょうか。よろしくお願いします。
>「桂枝加芍薬湯」でも購入してみようかと考えているのですが・・・。。。本来、桂枝加芍薬湯は下痢やしぶり腹(裏急後重)の処方で便秘の場合には桂枝加芍薬大黄湯を使用します。>「大建中湯」というのもどうなのかな・・・。。。弛緩性の便秘によく使用する処方です。こちらを試された方が良いように思います。
早速お返事を頂き有難うございます。ではアドバイス通り「大建中湯」を試してみたいと思います。有難うございました。
テスト
いつも丁寧に教えてくださりありがとうございます。昨年から自律神経失調症のような症状があり、初めの診断は逆流性食道炎でした。そこから制酸剤とさまざまな胃の漢方を服用してました。7月になり漢方外来でブクリョウインゴウ半夏厚朴湯、香蘇散を処方してもらい1日3回服用してます。最近、消化不良を感じ制酸剤をやめました。その後反動で胸焼け、胃痛がありましたが、今は落ち着き、ご飯も食べられてます。ただ喉の詰まり感、手足の冷え、ほてりなのか耳だけ赤くなる、たまに不安感があります。処方してもらってる漢方は適合でしょうか??全体的に以前より体が楽になってきてるのですが、1日2回に減らしても大丈夫そうでしょうか。お時間のある時に教えていただけたら助かります。宜しくお願い致します。
>処方してもらってる漢方は適合でしょうか?。。。今の処方では喉の詰まりや不安感には効果しますが冷え(陽虚)には対応できません。陽を補い浮き上がった陽気(ほてり)を下げる必要があります。できれば香蘇散を桂枝加竜骨牡蠣湯に変えると良いと思います。>1日2回に減らしても大丈夫そうでしょうか。。。大丈夫です。症状が出てきたら随時増やせば良いです。
参考にさせていただきます。鍼の先生にも陽虚と言われました。丁寧に教えてくださりありがとうございました。
はじめまして。お忙しいところ、恐れ入ります。よろしくお願いします。長年、喘息の持病(中等症〜重症)を患っており、テオフィリン、β刺激薬の内服・吸入薬、吸入ステロイド薬、ロイコトリエン拮抗薬を使っても呼吸状態が改善せず、ピークフローが低値で固定してしまっているため、長時間作動性抗コリン吸入薬を上乗せしてみたところ、呼吸状態が著しく改善しましたが、副作用で脱水(添付文書に記載あり)をきたし、慢性化させてしまいました。抗コリン薬は、むしろ汗を抑える方向に働くものと考えていたため、意外でした。すぐに休薬すれば良かったのですが、あまりにも呼吸が楽になるため、我慢して使い続けていたところ、ひどく自汗、盗汗するようになり(元々、自汗傾向あり)、慌てて休薬したものの、殊に、盗汗が延々と続いてしまっています。自律神経調整薬を飲んでいますが、殆ど効いている実感はありません。舌尖が紅く、ひび割れて地割れしたようになっていて、舌辺も紅めですが、舌中〜舌根はそうでもなく、薄い白苔を被っています(胃弱傾向です)。舌縁には歯痕がついていて、とても疲れる傾向です。耳鳴もあります。ひどく口が渇きますが、あまり水を飲みたくはありません。殊に夕方以降、ふくらはぎ〜足裏がひどく火照り、急に上半身がのぼせて汗をかいたりしますが、発汗していない時に冷えを感じることもあります。地黄含有製剤でもたれ、補中益気湯・清暑益気湯が胃に障ることがあります。桂枝を含む処方では発汗が悪化傾向です。清心蓮子飲、補中益気湯(少量)、加味帰脾湯、加味逍遙散、滋陰至宝湯、六味丸(少量)等、処方して頂いてきましたが、自汗は減ったものの、盗汗が止まる気配はありません。他に良い方剤をご示唆頂ければ幸いです。
喘息も長期になると腎を損ねます。(腎の納気不良)肺=腎の改善が必要になります。・・・麦味地黄丸など盗汗(寝汗)は薬剤の副作用を無視して漢方的には衛気不足ととらえ補気固表止汗の玉屏風散、生脈散加黄耆、防已黄耆湯なども参考にされると良いと思います。喘息は水分代謝により影響を受けます。呼吸困難(気管支収縮)も漢方的には気管支のむくみと捉え水分が汗にでると楽になる考えです。ですから麻黄などの逐水薬を多用します。(五虎湯合二陳湯など)
お忙しいところ、早速お返事頂き、ありがとうございました。麻黄含有製剤を以前使用したことがありますが、それだけではとても気管支を拡張し切れなかった上に、頻脈や胃腸障害も出たので、以来、使用しておりません。麻黄で胃腸障害が出て、西洋薬のテオフィリンやβ2刺激薬で胃腸障害が出ないのは何とも不思議なのですが。麻黄とエフェドリン(β2刺激薬)は同じと素人的には考えてしまうのですが、西洋薬を飲んでも逐水は出来ないのですね?盗汗は長時間作用性抗コリン吸入薬の副作用というより、衛気不足で、黄耆含有の方剤を考えると良いとのこと、わかりました。滋陰至宝湯で若干冷える傾向があるように思いますが、口渇は3包/日に増やしてみて、手応えが良い感じがあります。防已黄耆湯は以前に処方して頂き、残りがありますが、滋陰至宝湯+防已黄耆湯はOKでしょうか?鬱傾向があるので、解鬱作用がある滋陰至宝湯継続は違う面からも魅力ですが、肺=腎を考慮すると、滋陰降火湯の方が良いような気もします。しかし、冷え傾向、胃弱傾向、水滞傾向があれば、地黄が入っていることもあり、防已黄耆湯等を併用しても不向きですか?度々申し訳ございませんが、よろしくお願い致します。
>西洋薬を飲んでも逐水は出来ないのですね?・・・西洋薬ではアクアポリンは開けませんので水分調節作用は期待できません。>滋陰至宝湯+防已黄耆湯はOKでしょうか?。。。少し清熱剤や甘草が多くなるのが気になりますが甘草に過敏でなければ良いと思います。>滋陰降火湯の方が良いような気も・・・。。。基本体質が脾腎陽虚ですので滋陰降火湯などの清熱滋膩の製剤は一時的に効果しますが逆に体調を損ねる恐れがあります。脾虚湿盛、腎陽虚の観点から参蘇飲+麻黄附子細辛湯なども良いかもしれません。ご参考に。
再度、迅速なお返事に感謝致します。参蘇飲+麻黄附子細辛湯なども良いのですね。私は現在、50代ですが、10〜20代までは喘息がなく、アトピー性皮膚炎のみでした。30代になって、初めての花粉症、抗菌剤によるアナフィラキシーショックを契機に喘息が出現し、徐々にアトピー性皮膚炎が消退して喘息のみとなりました。確か、喘息のみとなってから、ずいぶん昔に参蘇飲を複数回試してみたことがあったのですが、その度に何故かかゆみが出現し、麻黄附子細辛湯では麻黄で胃腸障害が出現、以来、使用したことがありません。附子含有製剤では、発汗が悪化することも経験しています。暑がり屋の寒がり屋です。ちなみに、現在、寒いと感じ、物理的に温めると、途端に汗がじわじわ出てきますので、温度調整で頭を痛めています。参蘇飲に含まれる生薬で、かゆみを引き起こしやすいものがあるのでしょうか?アトピー性皮膚炎のみの頃から漢方専門医にかかり、種々の漢方薬を試してきましたが、アレルギー反応らしきものを感じたのは参蘇飲のみのような気がします。こんなことってあるのでしょうか?ご教示に従い、滋陰降火湯はやめ、滋陰至宝湯+防已黄耆湯(+少量の麦味地黄丸を考慮中)でしばらく様子を見てみたいと考えています。度々、申し訳ございませんが、お返事の程、よろしくお願い致します。
喘息、鼻炎、アトピー、大腸異常もすべて肺大腸経の疾患でモグラただきのように症状がコロコロ変わるものです。参蘇飲の蘇葉には弱い解表作用があるため邪を追い出すため皮膚炎をおこしたと考えられます。中途半端な解表作用のため邪を追い出しきれず皮膚表面に停滞した感があり痒みとなります。麻黄と合わすと良くなる可能性があります。暑がりの寒がり・・・虚陽上浮(格陽)の証です。つまり陽気不足により体内の熱や水をコントロールできない状態です。(原発の電気(陽気)が停電して放射能(火、水)をコントロールできなくなったような)補陽の附子、乾姜と重鎮浮陽の竜骨牡蠣も使っていかないと本当の体質改善には至らないかもしれません。(扶陽理論)
再び早速お返事ありがとうございます。参蘇飲に関する説明をありがとうございました。熱感は真寒仮熱だから、口渇を覚えても水分を取りたくないのですね。色々、勉強になりました。度々のご回答に心より感謝申し上げます。
はじめまして。最近、体調がすぐれないので、ご相談させていただきます。いつからかわからないくらい前から、喉が痛みます。喉が腫れている、熱を持った感じです。元々、鼻風邪をひきやすく度々副鼻腔炎にもなっています。1年くらい前から、この喉の痛みが気になり出しました。喉の痛みがひどくなると頭が重くなって痛みます。そのような時の発熱は36、7度くらいです。平熱は36、2度くらい。最近は喉の痛み、頭痛がひどくなると耳鼻科に行くのですが、鼻風邪をひいてないのに副鼻腔炎になっていて、薬を処方してもらっています。慢性化しているようでなかなか治らないのですが、漢方薬で症状がよくなるでしょうか。ちなみに一般的な副鼻腔炎の症状にある鼻づまりや色の付いた鼻水は出ません。鼻で奥の方に空気を吸い込んだら、多少ですが透明な鼻水が喉に落ちてきます。耳鼻科で処方されている薬はロキシスロマイシン、カルボシステイン、二フランです。喉の痛みと頭痛がつらいと、仕事も家事もやる気が起こらないので困っています。長くなってしまい申し訳ありませんが、漢方薬で症状がよくなる見込みがあるかアドバイスをお願いいたします。
あなたの証が分からないので症状だけからでは正確にはお答えできませんが病症部位から半表半裏〜表証の気滞証に思われます。処方的には柴胡桂枝湯+桔梗石膏が良いように思います。肝ウツ(ストレスや心配事の不安)も原因しますので日頃のストレス処理も大切です。また最近パソコン、スマホ、電子機器などからの長時間の電磁波被爆による過敏症も同じような症状が出ますので注意しましょう。
早速お返事いただきありがとうございます。おっしゃる通り、ストレスも電磁波被爆もあります。まず、この喉の痛みが治らないのもストレス。言うことを聞かない小学生2人の子育てにも度々イライラ。実親との同居もストレス。よく考えると短時間勤務ですが仕事をしている時間が一番充実しているような気がします。近くに住んでいますので、またお店に伺って詳しくご相談させていただきたいと思います。ありがとうございました。
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